始発と語彙爆発


最近、知ったことで興味深かったことは、

生後4日目の乳児が母国語と

その他の国の言語を弁別できたという研究です。

[Mehler, J., Jusczk, P., Lanbertz, G., Halsted, N., Bertoncini, J. & Amei-Tison, C(1988). A precursor of language acquisition in young infants. Cognition, 29, 143-178.]

 

感動というか驚きで、読みながら鳥肌がたちました。

みなさんは語彙学習をどのように教えていますか?

絵カードを示して、名前を答えたら強化をする。

何枚か絵カードを示して、

提示した名前と同じ絵カードを指さしたら強化をする。

食事やおやつ場面、外出時に名前を教える。

いろいろありますが、それよりももっと効率の良いやり方は、

子どもが興味を持ったものに名前を教えるやり方です。

 

初語が出てから半年を過ぎてから表れる語彙爆発も子どもが指さし、

リーチング、ジョイントアテンション、「これ何?」

という疑問詞などの始発が出てからと言われています。

 

Koegel先生は5歳までにそのような始発が出たら、

85~90%の子どもが言語を持つと言っています

[Robert L. Koegel Ph.D., Lynn Kern Koegel Ph.D.(2012). The PRT Pocket Guide, Brookes Publishing.]。

 

3歳以上のすべてのお子さんに

疑問詞や指差しを教えています。

とても簡単に習得できます。

そして、いろんな課題や場面で

「これ何?」と聞いてくるようになります。

 

指差しは早い子は生後8ヶ月から生起します。

日々、子どもが何を見ているのか、

何に興味を持っているのか、

常に観察しながら関わりたいですね。