籔本です。
セラピーをしていると、疲れや暑さ、眠気などの
生理現象が原因でイライラし始めたり
集中力がガクッとおちたり、コンプライアンスが悪くなったり…といった場面に
よく遭遇することがあると思います。
子どもがイライラし始めると、だんだんイライラが連鎖して
悪循環に陥り、「もうやだ!!」と、お互いになってしまいますよね。
こういった「どうしようもない」イライラや
それによって引き起こされた癇癪は
ある意味仕方がないものだと思います。
「問題行動だから=消去しなきゃ!」
は、もちろん間違ってはいませんが
どうしようもないイライラを対処する方法を身につけることも
とても大切なスキルです。
わたしたちもイライラしたときに、これをしたら落ち着く!といった手段を持ってますよね?
それと同じで、例えば
冷たいお茶を飲んでみるとか、深呼吸してみるとか
好きな音楽を聞くとか、何でもいいので
その子が落ち着く方法を教えてあげて
そして言葉にして伝えることも教えてみて下さい。
言葉にすることで、「暑いならクーラーをつける」「ねむいなら顔を洗う」など少しでも困り感を取り除くことができます。
しんどいことやイライラを伝えられずにいることは、とても苦しいことですよね。
どんなことでもいいです。
落ち着く「ルーティーン」を見つけて
セラピーや日常場面で取り入れてみてください(╹◡╹)