嫌い・苦手なものは克服すべき?


嫌いなもの

苦手なもの

誰にでもありますよね。

 

食べ物や、活動、音・・・。

 

それは克服すべきなのでしょうか?

と聞かれる事があります。

 

食べ物がイメージしやすいと思いますので、

まず食べ物でお話ししていきます。

 

ピーマンが嫌いなお子さんは多いですよね!

ピーマンを食べられるように訓練すべきでしょうか?

 

私個人の意見ではありますが

必ずしも食べられるようになる必要はないと思います。

でも、ピーマンが嫌いだと思っていたけど

実は調理法によっては美味しく食べる事ができるとか

自分で作ってみたら食べられるとか

あるかもしれません。

 

もし、ピーマンを渋々ではなく

美味しく食べられるようになったら

食事の楽しみがひとつ増えますよね。

 

なので

「ピーマンは嫌い?じゃあ食べなくていいよ!」

と、即諦めるのではなく

色々試してみてもいいのかなあと思います。

 

私自身好き嫌いが多く、嫌いなものの一つがナスでした。

でも大人になってからは大好きな野菜の一つです。

 

さらに、よく聞く「自分で育ててみる」食育ですが

「育ててみたからって、それは楽しいかもしれないけど

味は変わらないんだから好きにはなないでしょ!」

と思っていたのですが、

ピーマンは苦いと言っていた娘が

保育園でピーマンを育てたのを持って帰ってきて家で食べて以来

「好きな食べ物」にピーマンを挙げるほど好きになったので

「育てる食育」って効くこともあるんだな・・・と驚きました。

 

時間も手間もかかるので、簡単にはできないですけどね(笑)

 

食べ物以外にも、着替えやお風呂が嫌いで

毎回泣き叫ぶんです・・・というお話も聞いた事があります。

 

ピーマンは避けようと思えば避けられますが

着替えやお風呂は避けることは難しいですよね。

 

毎回泣き叫ばれると、大人も大変ですが

本人も泣き叫ぶほど嫌な事が毎日あるというのは

大変だと思います。

 

なので、「大嫌いで毎回泣き叫ぶ」から

せめて「ちょっと面倒だけどご褒美もらえるならまあやるか」

くらいまでなれると良いかなあと思います。

 

ということで

食べ物も、それ以外も避けられるもので、

かつちょっと試してみたけど

どうしようもないものは、まあいいか!

(私のナスのように時が経てば変わることもあります)

 

着替えやお風呂のような避けられないものは

せめて「嫌な度合い」を下げられるといいなと思います。