娘のご飯への介入シリーズその3です
その1 ご飯を食べるのが遅い
その2 続・ご飯
介入してきた甲斐があり、夕食に関しては1時間を超えることはほぼなくなりました。
きっちりデータを取っているわけではないのですが、ざっくり30分から45分の間で食べ終わっていることが多いです。
次の問題は朝食!です。
我が家は子どもたちは6時に起き、トイレに行ったりして朝食を食べ始めるのが6時10分前後。
6時45分までに食べ終わる、というのが目標です。
そこで、朝食の強化子を変更しました。
変更前:夕食と同じポイントが45分までに食べ終えれば1ポイント。5分早まるごとに1ポイント追加。ただしバックアップ強化子と交換する時間はほぼない(してはいけないわけではないので、時間があれば可能)。
変更後:上記に加えて、すぐに食べられる小さいチョコレートを一つ追加。45分までに食べられれば1つその場で食べられる。
このように変更してから約1週間、毎日目標をクリアできています。
早い時は6時半に食べ終わっています。
さて、ここで強化子とは何か、という基本に戻ります。
強化子とは、ABCで考えた時Cにあたり、Bの行動が起こる頻度を増加させるもの、です。
つまり、どんなに子どもが好きそうなものであっても、行動を増加させていなければ「強化子として機能していない」ということになるのです。
「強化子としてご褒美ポイントがもらえるのにどうして朝ごはんをいつまでたっても45分までに食べられるようにならないんだ・・・」
ではなく
「ご褒美ポイントを提示しているのに朝ごはんを目標時間までに食べ終わる頻度が増えないのは、ポイントが強化子として機能していない」
と考えなければいけなかったのです。
多分、その場ですぐにバックアップ強化子と交換することが(ほぼ)できないので、二次性強化子では強化力が低かったのだと思います。
一次性強化子を足すことで、強化力が増しました。
たまにじっくり基本に帰って考えてみるというのも大事ですね。
なんだかとてもスッキリしました。
あとは、娘がこれを維持していければ・・・息子の方への介入をそろそろ検討しなければ・・・。