PRTの練習


ABAセラピスト・ABAコンサルタントの籔本です。

土曜日の昼は、かかさず吉本新喜劇を見てました!

芸人さんて、面白いですよね。

リズム系の芸人さんや、トークで魅せる芸人さんなど

たくさんいらっしゃいますが、私は後者が好きだったりします。

 

頭の回転の速さや、機転の効いた言動や行動は

なかなかマネができませんよね。

 

さて、今回なぜ芸人さんの話題に?

となってるかと思いますが

実は、セラピーの中に活かせるエッセンスが

彼らの芸の中にはたくさんあると私は考えています。

 

例えば、「大喜利」だと

一つのアイテムやテーマで、何通ものモノに見立てたり、

その見立てたモノで相手を楽しませなければなりません。

BEC主催のPRTワークショップに参加された方は

経験があるかもしれませんが

一つのアイテムを3パターンのモノに見立てて、

それをしゃべらずジェスチャーで表現をする、

といったアクティビティを取り入れています。

 

あれはまさに、「大喜利」と通じるものがあるといつも思うのです。

 

セラピストとして関わる際に、「指導者」としての自分と、

「エンターテイナー」としての自分を意識して取り組むようにしています。

そういうと、何だか大げさな気がしてしまいますが

こちらが楽しくなければ、きっと一緒にセラピーしている子どもも楽しくないハズです!

 

時には問題行動があったり、お互いの体調の都合があったりして

楽しくできなかった、上手くできなかった、なんて日もあると思います。

 

しかし、せっかく一緒に時間を過ごすなら、

今日は昨日よりもニコニコしていられる時間が1秒でも長い方が良いと思います。

そのためには、指導者としてはもちろん、

子どもを楽しませるエンターテイナーとしての一面も、大切だと思うのです。

 

そんなわけで、芸人さんの芸がイヤでなければ

お笑いなどを時折見つつ、楽しませ方や魅せ方などを真似しつつ

PRTの練習をしてみるのも良いかもしれませんね。