籔本です。
勝ち負けにこだわるお子様って
結構たくさんいらっしゃいますよね。
勝ちたいのに負けてしまって
激しく泣いてしまうお子様に
「負けてもいいんだよ、次に勝てばいいんだよ」と諭すこともよくあります。
セラピーでは、勝つことや負けることを
繰り返し経験していくことで、慣れていくように
敢えて勝たせたり負けさせたりといった事をします。
ですが、あるとき「負けるからやりたくない」と初めからゲームに参加しないなんて事がおこり
どうにか参加できるよう促して参加して貰い
勝ち負けの練習をしたことがあります。
ただ、これって子どもは楽しいと感じてるのかな?と
ふと疑問に感じると、そこまでして
負けても良いんだよ、を教える必要があるのかな?と思える時もあります。
言わば、勝てないとわかっている
アスリート相手に勝負を挑もうと思わないですし
ルールが完全に頭に入っていない競技や
苦手な動きのある競技に参加したいとも
思いませんよね。
けど、楽しければ「やってみようか」
「負けてもいいから参加してみようか」という気になれますよね。
負けてもいいや!楽しかったもん!
と言わせる為には、やはり
・勝つことへの強い執着心
・負けることがとてつもなく不安
の2つを取り除く必要もあります。
声かけやゲームの中で楽しいと思わせる工夫を凝らすなどはとても大切なことですね。
一人一人にあった声かけや、楽しい!面白い!と思わせるツボを探し当てる為にも
子どもの行動をよく観察し
子どもたちの遊びをよく研究することは不可欠ですね。