ちょっと待って!


お家でお子さんがいる状態で家事や仕事をしていると

「ちょっと待って!」

と言う機会が多くあると思います。

 

「ママ!」

「ちょっと待って〜」

「ねえママってばー!」

「ちょっと待ってって言ってるでしょ!」

 

我が家でも頻繁にみられる光景です。

ちょっと待ってって言ったのに5秒でまた呼ばれる・・・。

ではなぜ「ちょっと待って」くれないかを考えてみましょう。

 

「ちょっと待って」の「ちょっと」は

具体的にはどのくらいの時間を指しますか?

それは状況によって変わりますね。

 

玉ねぎを切っている時に抱っこしてと言われた時の「ちょっと」

掃除をしている時に一緒に遊ぼうと言われた時の「ちょっと」

は違いますね。

 

同じ掃除をしている時でも、「トイレ!漏れるー!」

と言われた時の「ちょっと」はだいぶ短いのではないでしょうか。

 

「ちょっと」という同じ言葉を使っていても、

状況によって全然違うのです!

 

私たち大人は「ちょっと待って」と言われたら、

「玉ねぎを切り終わるまでかな?」

「この部屋の掃除が終わるまでかな?」

と予測ができます。

 

でも、子どもたちにはそれが難しいことも多いのです。

「ちょっと待って」と言われたら

一律5秒くらいと思っているのかもしれません。

 

ではどうしたらいいか?

それは、具体的に伝えることです。

 

「玉ねぎを切り終わるまで」

「ここの掃除が終わるまで」

など作業についてでも良いです。

 

「玉ねぎ切り終わるまでってどれくらいだ?」と

予測がつかない場合もあります。

その場合は

「時計の長い針が3になるまで」と時計を使ったり、

視覚的に残り時間が見えるタイマーを使ったりするのも良いでしょう。

 

ごく短時間であれば

「ママが10数え終わったらいくね!」

と言って数えてみるのも良いですよ。

 

これだけで全てがうまくいくようになるとは限りませんが、

少し見通しがつけられるようになるかもしれません。

また、すぐにうまくいくとも限らないので、

どんな伝え方がいいか探りつつ、しばらく試してみてくださいね☆