週末で娘も主人も家にいた日の話です。
オムツを替えてもともと履いていたズボンを履かせようとすると、
別のズボンを指して「こっち(がいい)」と要求する娘。
いいよー、と要求したズボンを履かせました。
数分後、もともと履いていたズボンを持ってきて、
パパ(主人)に向かって、やっぱりこれが履きたい
と要求しているようです。
「こっちに履き替えたいの?」と聞くパパ。
頷く娘。
履き替えさせた後で、
「最近、一度言ったことをすぐ変えるんだから!」
とちょっと文句を言う主人。
いやいやいやまてまてまて!
それを強化したのあなたですから!
たった今強化してましたから!
変えて怒るなら最初から「こっちに履き替えたいの?」
なんて聞かなければいいじゃない。
聞いて、それを許可して、履き替えさせてと、
意見を変えるのを強化してるのはあなたですよ!
(ちなみに私は気づいても
履き替えさせる気がなければスルーします)
履き替えたいのかと聞いておいて、
履き替えるなというのも筋が通らないので、
その気がなければ聞かない方が良いでしょう。
言葉で要求してきてスルーできなければ
「さっきこっちって言ったからね〜変えられないよ」
などと返答すると思います。
セラピーでも、強化子を選ぶときによくあります。
こっち!・・・やっぱりこっちにする!・・・やっぱり・・・
なんて何度も変えたがったりするお子さんもいます。
そういう場合は、選ぶときに選んだら変えられないよ、と事前に言うか
交換するときに交換は1回だけだよ、と説明するようにしています。
お子さんの行動に文句を言う前に、自分が間違った強化をしていないか?
と考えてみてくださいね。
・・・と言いながら、ご飯をべー!と吐き出すことが
多い娘に辟易している鈴木でした・・・。