食事で困ること(3)


食事で困ること第3弾

 

我が家でもだいぶ困った

「食べるのに時間がかかる」

です!

 

我が家の子は2人とも食べるのが遅くて、

1時間かかることもしばしば・・・。

 

上の子はもう小学生ですが、

小学校に上がる前からよく

 

「学校だともう5時間目が始まってるよ!!!」

と怒っていました。

 

色々な介入をしましたが、主なものは2つ

 

1.タイマーを使って目標時間をセットする

2.時間内に食べ終えたらご褒美(トークン)をあげる

 

1.のタイマーは、時計が読めるようになるまでは、

残り時間が視覚的にわかりやすいものが良いです。

タイムタイマーや、アナログのキッチンタイマーを使いました。

30分以内だとご褒美が多くもらえて、45分だと少しもらえる、というように

目標時間を2段階にしていた時もあります。

目標時間は、最初は少し頑張れば

なんとか到達できる程度の時間を設定しましょう。

 

2.最初のうちは、目標を達成したらその日にちょっとしたデザートがもらえる、

というような即時強化(すぐにもらえる)方がうまくいきやすいでしょう。

ちょっと慣れてきて、ご褒美のデザートに飽きてきたかな・・・となったら

トークンを導入してみてください。

ここでのトークンとは、ご褒美ポイントのようなものです。

何ポイントか集めて、より大きなデザートと交換することができるようにしましょう。

交換できるご褒美の選択肢は複数あっても構いません。

なので、すぐにもらえるデザートの方が良さそうであれば、

1日分のポイントで交換できるデザートも用意しましょう。

 

ここでトークンを使う利点は、

・1日分のご褒美としてあげるには価値がありすぎるものをご褒美にできる

・すぐにあげられないもの(例えば今家にないケーキなど)をご褒美にできる

・複数の選択肢があれば、お子さんが自分で欲しいものを選べる

があります。

 

デザート以外に、「遊園地に行く」などもご褒美にできます。

 

なんとか私の子ども達は、それほど遅くない、

という程度には食べられるようになりました。

 

「早く食べなさい!!」と怒っているよりも

良い介入方法で、食事の時間が楽しいものになるように頑張りましょう!

 

うまくいかないよー!という方は、

コンサルテーション等でご相談くださいね。


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