人間の行動を説明するときに
一般的な説明ではなく機能的な説明をする
とお話ししました
その機能的な説明をするためには
客観的に行動を捉える必要があります
そこでABAでは行動に対して
「三項随伴性」を使って理解しようとしていきます
三項=3つの
随伴性=つながり
この三項随伴性を
「ABC」
であらわします!
A=Antecedent
行動の前に起こったこと
(きっかけ、先行子、先行条件、先行刺激)
B=Behavior
行動
C=Consequence
行動の後に起こったこと
(結果)
例えば、日常的にこんなことがありますね
A:お腹が空いたので(空腹の状態)
B:レストランAでカレーライスを食べたら
C:お腹いっぱいになった(お腹が満たされた状態)
お腹が空いたら何かを食べようとするのには
このように理由があるからなんですね!
これを私は「行動の方程式」と呼んでいます!
なぜならABAにおいてこの三項随伴性なくして
行動を理解することができないからです!
そしてこの方程式は専門家でなくても
誰でもいつでもどこでも(ABAの鉄則)使える
便利なツールなのです☆
さあ、皆様も「気になった行動」を
なんでもよいのでABCに入れてみてください!
なぜ自分がも他人がその(特定の)行動をするのか
理解するヒントが見つかるでしょう!
行動が増えたり減ったりするには
行動の原理を理解する必要があります
次回は「行動の原理①(強化)」についてお話しします
それでは今日のキーワードです
・行動の方程式
・ABC
・三項随伴性
・行動を客観的に理解する
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